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|  左から受賞が決まったツアハウゼン、バレシヌシ、モンタニエの各氏
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| ドイツ人癌研究者らに2008年ノーベル生理学・医学賞 (07/10/2008)
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ノーベル生理学・医学賞の選考にあたるスウェーデンのカロリンスカ研究所は2008年10月6日、今年の同賞をドイツの癌研究者ハラルト・ツアハウゼン(72)、およびフランスの2人のエイズ研究者フランソワ―ズ・バレシヌシ(61)、リュック・モンタニエ(76)の3氏に授与すると発表しました。
それぞれの授賞理由は「子宮頸癌を引き起こすヒトパピロ―マウイルス(HPV)の発見」、および「エイズウイルス(HIV)の発見」で、人類を脅かす致死的な病気の原因を特定し、治療や予防研究の道を拓いたことが高く評価されました。賞金1000万スウェーデン・クローナ(約1億4000万円)は、両功績に対して等分授与されます。
9年ぶりにドイツ人としてノーベル生理学・医学賞を受賞することになったツアハウゼン名誉教授は、ヘルムホルツ協会傘下のドイツ癌研究センター(DKFZ)所長を20年間務め、2003年の定年退官後もドイツ自然科学者アカデミー・レオポルディナの副会長その他の要職にあります。授賞の知らせを受けた教授は、いまも事務所を構えるハイデルベルクのDKFZで記者会見を行い、受賞の驚きを語るとともに、1983年のHPV発見とその後の研究に「大きく貢献した私の研究チームメンバーのためにも、この栄誉をたいへん嬉しく思う」と述べました。
女性が罹る癌のなかで2番目に多い子宮頸癌の主要原因が、特定タイプのHPVであるとするウイルス説を早くから唱え、学界からの異端視に抗して立証してみせたツアハウゼン教授は、「気骨あるヴィジョンの人」として知られます。また教授は、基礎研究成果の臨床への速やかな応用を目指して、DKFZと大学病院との連携強化にも優れた手腕を発揮し、DKFZを世界屈指の癌研究拠点へと発展させました。子宮頸癌の予防に有効なワクチンは、すでに数年前から実用化されています。
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